2005/12/14

出産体験記 追記

妊婦友達とよく話題になっていたのが、「産院では個室にするか大部屋にするか」というもの。

私は最初から迷いなく個室派で、産院も個室メインの所を選びました。
実際に入院してみてやはり個室でよかったと思うし、次にもし産むことになったらまた個室を選ぶと思います。

個室の良さは何と言っても1人でゆっくりくつろげるってこと。産後は想像もできないほど独特に疲労しているから、自分のペースで休めたのが本当によかった。
そしてお見舞いに来てくれた人とゆっくり話せるのもよかったなぁ。食事も個室に運ばれて来るから1人で食べるんだけど、落ち着けてたし。

私はかなり社交的な方だと思うけど、同時に1人の時間がないとダメなタイプで、特に興奮することがあったら1人で十分静かな場所で落ち着きたくなるんですね。個室のテレビを見ることもなく、シーンと静まった部屋でずっとあかたんの寝顔を見ていられた・・・これはとても素敵な時間でした。

あとね・・・リアルな話で申し訳ないんですが、私ってひどい便秘だし、産後は脱肛して何と言ってもオシモの方面が最悪になってたし・・・だからですね、思う存分したい時にオナラが出来たのが一番よかったかも!いやマジで。
産後は子宮が急激に小さくなるでしょ?だからたぶん、小腸も大腸もどんどん位置が変わってきてるっていうか・・・下腹部がグネグネもごもごブクブク落ち着かなくてさ〜、ガスがすごかったのよ〜。実はこの理由が一番で次回も個室!って思うのです。

産院のオリエンテーションでは看護婦が「ここは個室だし食事も個室なので、ママ友が出来ないんですよね〜」と言ってましたが、ちょっとした事件がきっかけで入院中にお友達ができました。

というのも、あの時、地震があったんですよね。確か北海道の方で。揺れは大したことなくて震度2〜3だったらしく、哺乳瓶を洗っていた私は気付かなかったんです。が、院内放送がかかって「ただいま地震が起きています。まず赤ちゃんを抱っこして、それから部屋のドアを開け、外に出ていて下さい」と流れたのです。

言われた通りにすれば廊下には赤ちゃん抱っこした同日出産の産婦がぞろり。
自然と会話を交わします。
「気付きました?」
「ええ、私は寝てたからビックリで」
「私は分からなかった〜。怖いよねぇ地震」

それから自然とお産の話で盛り上がり始め、なんと陣痛室で一緒だった、破水から始まり促進剤を投与されて私の後を追いかけるように陣痛と闘っていた彼女が判明。

「あなた破水した人でしょ!ごめんねえ、私ったら大きくうめいちゃって・・・絶対あなたを怖がらせちゃうよなぁって思いながらうめいてたのぉ〜!」

「ううん、あれ、かえってよかったの。母がね、ああいう声が出るようになったらもうすぐ産まれるのよ!声だしていいのよって言ってくれて、もうすぐなんだって頑張れたの」

へぇ〜、そういう風に感じたのかぁ。それならよかった!

彼女とは年齢も一個違いの初産同士、同日に男児を出産した陣痛室から一緒のご縁。アドレス交換して和やかな院内ライフになりました。こうして産婦同士で出産があーだこーだと話すのはすごく楽しく、入院生活で不安になっていた赤ちゃんのお世話の話をすることで一気に心が軽くなりました。
この時「大部屋も楽しいかも!」と思いました。そしてその晩は豪華なお祝い膳。1人で食べるのが寂しかったです。








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2005/11/26

出産体験記4(産後の体・産後2週間現在)

産後の体について、いくつか(産後2週間現在の状態)


○分娩直後は体重4.5キロ減少しただけ、退院時も変わらなかったのでショックを受けたが、産後二週間経った今、マイナス7キロ。体重計に乗るたびに減っている。が、産む前の51キロに戻れるのか非常に不安になってきた私は今55キロ。

○産後2週間現在、まだ子宮が元に戻る収縮の痛みがあり、特に授乳中は生理2日目くらいの痛みに襲われる。

○悪露が意外と量が多く、まだしっかりと続いている。生理用ナプキンは大量に消費している。すでに夜用タイプを3袋目突入。たくさん購入しておくのをオススメする。

○産褥体操をしたいがなかなかヒマがない!とりあえず骨盤ベルト(産院で購入したもの)を巻いているが、座ったり寝たりバタバタするのでずっと締めているわけにいかない。産後1か月過ぎたらワコールの産後ガードルをすることに決めている。楽天でも第一位の売れ筋産後ガードル「シェイプマミーガードル(ロング)」。以前に紹介したおっぱい育児の超参考になるサイト「魔法のおっぱい」でも、産後ダイエット&体型戻しとしてこのガードルがプッシュされていたし、義妹ちゃんも「高くてもワコールにすべき!」と断言したので、迷うこと無く早速購入してみた。下に張ったこの店は対応がスムーズで完璧だったのでオススメ。商品は想像通り素晴らしく、着心地満点、体型戻りそう〜!
産後の下腹部をしっかり引きしめる、シェイプアップ用ガードル産後用【ワコール】シェイプマミ...
産後の下腹部をしっかり引きしめる、シェイプアップ用ガードル産後用【ワコール】シェイプマミ...

○痔どころか脱肛になってしまった。悪露も終了して産後の体が回復し次第、肛門科で手術する予定(大泣)。

○会陰の傷は1週間ちょいで全く違和感なく治った。

○産後すぐのお腹はダブダブで、妊娠5〜6ヶ月くらいの大きさ。鏡で見ると大ショックを受けた。が、2週間経つ頃には大分引っ込んだ。しかし座るとたるんだ皮膚がぽよよーん。腹筋が無いせいだろう、お腹に力が入らずにワナワナする。徐々に腹筋をつけねば。

○なるほど「床上げ3週間」だと実感する。産後2週間経った現在、かなり体力が戻ってきた。あと1週間後には家事するのに差し支えないくらいになるだろう。妊娠出産による体型の大きな変化と体力の消耗は本当に大きなものなんだなぁ。ゆっくりじっくり癒そうと思う。しかし、2人目の子供となれば上の子の育児しながらだから、そうそう休めないんだろうと想像すると、ひえええ、どうやってるんだろう皆・・・と思うよ。

以上、思いつくのはこんなところかな。
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2005/11/26

出産体験記3(分娩室→出産)

分娩室→出産

陣痛の合間に急いで分娩台に乗らねば!と思った私は、意外なことにサクサクサクサクっと歩いて分娩室に歩き、ヒラリと分娩台に飛び乗った。我ながら滑稽なまでに早い動きで思わず笑いそうになるが、次の瞬間陣痛が来て笑顔消滅。
夫は立ち会うかどうかを聞かれて「彼女の頭側に立っていたいんですが、いいですか?」と聞いていた。看護士は「いいですよ」と答えていた。この時私は「立ち会ってくれるんだ。嬉しいな。でも立ち会ってくれなかったとしても、この状態なら私は無我夢中だから別に寂しいとかは思わないな。不思議なものだ」と考えていた。

「いきんでもいいんですか!?」と白熱した声で看護士に確認すると「いいですよ」との返事が。「どうやっていきむんですか!?」と攻撃的に訪ねると「ウンチをする時と一緒よ。このレバーを握って視線はお腹のあたりに、足を大きく開いてね。陣痛が来たら最初に大きく深呼吸して、次にぐっといきむんです」と言われる。めちゃくちゃやる気になった。

看護士は「毛を剃りますね」とソリソリしはじめ、それから「破水させちゃいますね」と言ったかと思うと、ざ〜っと何かが流れる気配がした。看護士が3〜4名やってきて色々準備をしている。

来た、陣痛っ!!
看護士全員が「はい、まずは深呼吸してー」「はい、いきんで!!」と全員一致団結したかのように私を鼓舞する。なんか盛り上がってきた。言われた通りにやってみると、なるほどウンチをするのと一緒で、陣痛の痛み全てを「いきみ」に替えるって感じ。はじめて陣痛を自分の能動的な意志によって生産的行為に結びつけていることを感じ、すごい快感を感じる。「陣痛はもう私のものよ!主導権は私が握ったぁ!!」と思える。何故かもう痛みは感じない。ほんと、不思議なくらい痛いなんて感じない。

1回いきむと、何か大きなものがズル・・・と下がって来るのを感じる。あかたんが来ているのかなぁ。でも全然痛くないから違うのかなぁ・・・と思う。だって陣痛が去っている1〜2分の間でさえ、痛みは感じないんだもん。そこまで出てきているなら痛いはずなのでは?と思えるから、不安にさえなるくらい、痛くない。

また1回いきむと、またズルズルと大きなものが出て来る感じがする。看護士は全員で「うまいうまい!」と盛り上げてくれる。「ネットでの体験談と一緒だなぁ、こうやって産婦をやる気にさせるのはどこの産院でも一緒なんだろうな、本当に私はうまいんだろうか」と冷静に思っている自分がいる。
看護士は「もう髪の毛が見えているわよ」と言う。ほんと!?だって痛くないのに・・・と思う。「先生を呼びましょう」と言っている。

また1回いきむと、またズルズル出て来るのを感じる。「もうちょっとで出て来るわよ。頭が見えてるよ」と言われる。医師がやってきた(院長先生ではなかった)。てことはやっぱりもうちょっとで産まれるのか?と思う。

また1回いきむと医師が「これじゃ赤ちゃん出られないからね、切るよ〜」と言って、バチン!!とすごい音をたてて会陰を切った。これも痛みは感じない。が、切ったってことはもう産まれるんだろう・・・早いなぁと思う。

また1回いきむと、1人の助産師が真剣な表情で股から赤ちゃんをグイグイ!!とすごい力を込めて引っぱりだしている様子だ。同時に医師が「はい、もういきまなくていいよ〜、はっはっは、って息を短く出して〜」と余裕の表情。うそ、あかたん産まれてるの!?と思う。

ズルン!!とした感じで一気に体が軽くなると同時に、あかたんの大きな産声が響く。うわあっ!産まれたんだ!!
(5回いきんだだけ。分娩所要時間は15分以内だと思われる)
へその緒を切られてからすぐ、まだ血まみれのままで紙にくるまれたあかたんが私のお腹の上に一瞬のせられ、私はあかたんの頭をちょっと触る。「あかたん、エライ!よく頑張ったね」と声をかけた。
夫はこの時猛烈に感動しながらも「冷静になれ自分!」と言い聞かせて写真を撮っていたらしい。あかたんはすぐに隣室に連れて行かれ、様々な処置を受け始めた。すごく大きな産声で、ふぎゃー、ふぎゃー、うんぎゃー、うんぎゃー!!と叫びまくり。看護士達は「まぁ、大きな声だわ。元気な赤ちゃんよ〜」と言う。夫と顔を合わせて「産まれたね」と言い、夫も私もポロポロ涙がこぼれる。「3330グラムでーす」と言われ、夫も私も「うわぁ、大きかったね」と言いあった。ずっと大声で泣き続けるあかたん・・・「ああ、生きて無事に産まれたんだ。大丈夫なんだ。無事なんだ」と繰り返し自分に言い聞かせた。

夫は私を尊敬の眼差しで見つめ「ころん、すごいよ。ころん、かっこ良かったわぁ・・・勝負かけてたよな」と言った。自分が勇者になったような気分だった。

医師が「はい、これがへその緒ですよ。胎盤もお見せしますね」と白っぽいニョロニョロを見せてきた。とたんに夫は「うっ!!あ、あの、僕はもう外に出ますんでっ!」とスタコラさっさと分娩室を退室していった。夫に完全勝利した気持ちがした(笑)。

医師が「あれ〜、胎盤がなかなか出て来ない。おや、癒着してるなぁ。子宮筋腫があるんだね。それでかな」とツブヤキながら、グイグイ引っ張るが胎盤が取れない。「ちょっと時間をおこう。まず会陰を縫っちゃおうね」と言って、アソコ周辺に麻酔を注射しながらチクチク縫い始めた。麻酔注射がかなり痛くて「いたぁっ!」と声が出てしまう。縫われる時は痛くない。
また胎盤を外しにかかるが、しっかり癒着している模様。医師は「こういうことは割とあるんですよ。胎盤癒着って言ってね〜」といいながら、いきなりスゴイ力を込めて私のお腹を押しながらおそらく手でバリ!!と胎盤を外した。これまた激烈に痛かったのだろう、私は獣チックな叫び声を大きく挙げたが、その一瞬で胎盤が剥がれた。その瞬間に医師も看護士も一斉に「よく我慢したね!外れたよ、エライ!!」と私を褒めたたえた。急に体全体がスーーーと楽になるのを感じた。もう痛みは感じない。こりゃ楽だ。剥がれてラッキー、先生うまいなぁ・・・私の一瞬の隙をついて剥がしたっぽいな、などと考えた。

看護士が「カンガルーケアご希望で〜す」と言い、あかたんが連れてこられて私の裸の胸に乗せてくれた。あかたんだ・・・この子だ・・・。私の胸にぺったりと乗っかるあかたん。もう泣いてない。片目だけ開けてホンワリした表情だ。「あかたん、お母さんだよ。頑張ったね。えらかったね。やっと会えたね」と語りかける。思いのほかズッシリ重い。髪の毛もフサフサちゃんとある。看護士が「おっぱいをくわえさせてみましょう」とあかたんを乳首に持って来る。あかたん、乳首をちょろちょろと吸った。そしてまたあかたんは連れて行かれた。

「分娩台の上で骨盤ベルトを巻いてくれ」というのが私のバースプランの1つだったので、看護士が巻いてくれたのだが、ちゃんと骨盤周辺を適切に巻いてくれていたのかいろいろ興奮していて記憶にない。(ちなみにトコちゃんベルトではなく、産院で売っている3,000円弱のベルトなのだが、ちゃんと骨盤に巻けば効果は十分なはず)
分娩台を降りてまた陣痛室のベッドに戻った(病室が一杯だったため)のだが、その頃にはベルトはウエストの当たりにズリ上がっていたような気もする(ここもあまり記憶がない。あかたんのことばかり考えていたから)。お産の慌ただしさの中、適切に骨盤に巻くことができなかったであろうことは唯一の後悔となった。分娩台の上で骨盤を締める作戦は失敗!ちゃんとトコちゃんベルトを知っている助産師に依頼すべきだったと思う。

陣痛室のベッドにあかたんが連れてこられて私の横に寝かせられた。あかたんはじっと私の方を見ている。夢みたい。すごく可愛い。初めてのような、ずっと知っているようなあかたんの顔。夫も私も大興奮。
もう体のどこも痛くないし、お腹はすっかり軽くなっていて気分爽快。2晩連続徹夜の疲労も吹き飛ぶ脳内麻薬が激烈に分泌中だったのだろう。この時「分娩台で産む時は良かったなぁ・・・楽しかったなぁ・・・」と思っていた。そしてまたしても「無事だ。生きてる。この子はちゃんと生きて産まれた来たんだ。大丈夫なんだ」と繰り返し自分に言い聞かせていた。長く待ち続けた無事の出産となったことを、「これは夢ではないんだ。私は安心していいんだ」と納得しようと一生懸命だった。

夫は「また2人目産めそう?」と聞いてきた。私は「次は無痛かな(笑)」と答えた。「無痛なんかダメ。痛んで産んでこそ感動するんだから!」と言っていた義妹や義母の言葉は、私にとってはそうは思えないものだったなぁと思えた。

そう、どんな形のお産であれ、母子ともに無事であればいいんだって思ったんだよ私は。帝王切開であろうが無痛だろうがなんだろうが。
これからずっと長い年月、この子と生きていくことが出来るんだから。
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2005/11/26

出産体験記2(入院!陣痛と闘う)

入院!陣痛と闘う

5時30分頃に入院。内診の結果「子宮口は2〜3センチですが、出口はペラペラになっているので、このまま陣痛が強まって開けばすぐに産まれます。いい感じです。お昼頃には産まれると思います」と言われて感動する。

陣痛室に入り、ベッドに横たわってNSTを巻かれ、ひたすら陣痛の波が来るのに耐える。陣痛の痛みが来たら唸ったりするのではなく、その代わりに口から蝋燭の火を吹き消すような感じで息を吐く。痛みは50秒と続かないので、50秒の間、とにかく息を吸っては長〜く「ふーーーーーーーー」と吐く。ヨガ教室では鼻から吐くことを教わっていたが、口から吐いた方がスムーズで楽にできた。てか鼻から吐く余裕なかった!
この呼吸をやり慣れてなければおそらく「ううううううっ!!!ああっっっ!!い、痛いーーーっ!」って声がその代わりに出ていただろうし、それってとても体力を消耗するだろうと思われた。

陣痛が去ったらすぐにリラックスして体の力を抜くのも、ヨガでさんざんやっていたから出来たと思う。二晩徹夜ですごく眠いから余計に力が抜けたのかな?
また、陣痛中も手をにぎりしめないで、手をパーにすると余計な力が抜ける。目を閉じると痛みに集中してしまうので目を開いて「ふーーーーーー」とやると、かなり痛みが軽減された。歯もくいしばらないでなるべく奥歯を浮かせるようにするのがコツ。私ってうまいじゃん!と思いながら陣痛を耐えていた。

10時頃には両親がやってきた。この頃には笑顔を作ることは困難なレベルの強い陣痛が4〜6分間隔になっていた。陣痛が来るととにかく腰が痛い。そうだなぁ、生理2日目が有り得ないレベル・・・って感じだろうか。けれど、もうこの痛みと5時間くらい関わっているわけで、今思えば痛みに慣れてきていたなぁと思われる。いきなりこの痛みに襲われたら絶叫ものだろうが、徐々に強まる陣痛を逃しているうちに耐えられるようになってくるのですね。陣痛が去っている間はヒイハア言いながらも両親に「お昼には産まれるって言われたんだけどね、なかなか進まないっぽいよ。ああ、陣痛って大変なものだねぇ。う、あ、きたきた!ふーーーーー」などと会話が出来る。

ここから陣痛の間隔や強さが進行しない。陣痛は4〜6分間隔、たまに7分くらいにもなる。子宮口は5〜6センチ開いたまま。もうお昼、12時になる・・・産んでいるかと思っていたのに。もうちょっと様子を見ようと言われた。昼ご飯が出てきた。半分くらい食べられた。
1時になったがやはり状況は変わらず。看護士から「促進剤を使った方がいいかもしれませんね。医師が診察しますのでちょっと待ってね」と言われる。促進剤でも何でも使って早くお産を進めて下さーーいっ!て気分だった。

2時頃に医師が診察に来て「促進剤を使いましょう。二晩寝ていないなら体力も持たなくなりますからね」とのこと。やったぁ!!2時から促進剤を投与される。30分ごとにレベルアップして徐々に強めていくらしい。最初の30分は促進剤の効果を感じないくらいだったが、次の30分で急に陣痛の痛みがレベルアップし、3分間隔になるのを感じた。ぐはー、ちょっとまって、来たよ来たよ、大変だ!!と思いながら、「ふーーーーー」の息が強く激しくなるのを感じる。頑張って「ふーーー」にしないと「うううーーーっ!!」って声になってしまいそう。

3時〜3時30分あたりだろうか、3分間隔くらいからどうにも声が漏れてしまう。「ふーーー、ふー・・・うう、ううううっ!!うーー!!!!(いかん、呼吸にせねば!と思って)ふーーーー、ふーーーー、うぐっ!!ふーーーー・・・」という声が漏れていく。そんな最中にも意外と冷静なことに「今の声はかな〜り痛そうな声だな。声を聞いている方が辛いくらいの痛々しい声だなぁ」と思っている。

また、陣痛室には私の後を追いかけるように、破水から始まって促進剤で陣痛が強まって行く産婦がいた。まだ6〜7分間隔くらいだろうか、数時間前の私くらいの声を出している。だから、私がここで苦しい声を出したら彼女にはすごい不安を与えてしまうから悪いなぁ〜と思っている自分がいる。

3時30分〜4時までだろうか、1〜2分間隔の激烈な陣痛が到来。どうにもこうにも声が出てしまう。「ふーーー・・・うううううっ!!!あああーーー、痛いよぉ〜・・・ぐぐううう!!ああっ!!痛い!!ふーーーー、ふー・・・ううううっ!!!」という声なのだが、ぐううって声が我ながら獣チック。自分の声に驚いて「私ってすごく痛がっているんだなぁ」「お産って動物っぽいなぁ」などと思ったりしている。この時も私の後を追いかける産婦に対して「すまないねぇ、どうにも声が出ちゃうよ。絶対ビビっちゃうよなぁ。でも出ちゃうからしょうがないや。ごめん、出しますから!」などと思いながら、結構豪快に声を出してしまった。

こりゃかなりラストなのでは?もういい加減全開大でしょ!?と思ってナースコールをするが、1度目は「うーん、8〜9センチだからもうちょっと!」と言われる。軽く絶望を感じる。10分後、2度目に呼んだ時にはとうとう「うん・・・9センチ・・・陣痛が来ると全開かな・・・はい、分娩室に行きましょう」と言われ、それが天使の声に思われた。やった!後は出すだけだ!
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2005/11/26

出産体験記1(お産の兆候)

出産体験記を忘れぬうちに書き留めました。どうぞご参考にして下さいませ。

平成17年11月12日、午後4時33分 3330グラムの男児を出産しました。
産婦ころんは33歳の初産で、体重増加は最終的に11キロ(体型は標準)。
分娩所要時間11時間50分。前駆陣痛で2晩徹夜し、入院してからは最後に陣痛促進剤を使用したが、経過は問題なく、自分としては「とても安産だった」と感じています。
都内K区G産婦人科にて、快適な妊娠&出産&入院ライフを送ることが出来ました。

お産の兆候

38w5d 検診で「子宮口は少しだけしか開いてないが、赤ちゃんはかなり下がっている」と言われる。そして妊娠線が突如現れる。まさに胎児が下降したゆえの突然の出現で、これは予防不可能だったと思われる。皮膚が乾燥していることもなかったしクリームも毎日塗りたくってたし、体重もこの時期急に増えたこともなかったし・・・とゆーわけで、この妊娠線は「母の勲章」と誇ることに決定。
また、この頃から、今までにはなかった「足の付け根の痛み(何故か左側のみ)」が始まり、横になっていてもズキン!と痛み声を上げることも出てきた。子宮口がズシーンと太い針で刺されるような痛みが毎日のように感じられた。そしてブログにも繰り返し書かれているように「あかたんメリメリ下降運動!?」のようなものを感じていた。

39w0d お腹の張りが強く頻繁になってきた。生理痛のような痛みを感じて「これは!?」とドキドキした。「あかたんメリメリ下降運動!?」は毎日複数回感じられた。

39w5d 検診では「胎児は下がっているが子宮頸管が固い。このままでは予定日を越すので、子宮頸管熱化剤を使います」と言われて太い注射を腕に打たれた。たぶんこの効果があって予定日翌日出産になったのでは?と思われる。

39w6d 朝、薄茶色のオリモノ出現。おしるしだ!夜には濃くなって、オリモノ全部が明らかにドロンとした出血となった。夜からは10分〜15分間隔だったり30分あいたり・・・の不定期な前駆陣痛が始まる。明け方まで続いたので一睡もできず。眠るにはちょっと痛い。普段ならバファリンを飲もうとするくらいの生理2日目レベルの痛み。

40w0d 夜の7時くらいには7分間隔になった。しかし15分まで間延びすることもあったが、だいたい10分切る間隔で一定しはじめたので、産院へGO。しかし子宮口は指1本分しか開いておらず、NSTなどの結果では4〜6分間隔で陣痛が来ているものの「これくらいなら微弱陣痛です。たまに間隔も開くのでお産につながる陣痛になっていない。いったん家に帰って、陣痛が強まり間隔も短くなったら再度来て下さい。強まらなければ促進剤を使っての出産になるかも」とのこと。
今から思えば、確かにこのレベルの痛みは「生理2日目より痛いが、まだ普通の声色で話すことが出来るし、痛みの最中に変な声を出してしまうような切羽詰まった痛みではない」と思える。

40w1d 夜の間ずっと微弱陣痛が続き、当然一睡もできず。前日の「一睡も出来なかったレベルの痛み」の1.5倍の痛みに耐えながら布団に横たわる。もちろん夫も一睡もできず。やがて夜が明ける頃にはめちゃくちゃ痛くなってきて、普通の声がでなくなってきた。陣痛は変わらず6〜7分間隔だと思われた。たまに4〜5分で来るような気もした。産院に電話したが、電話口ではヒィハァ言う声になってしまう。その声を聞いて看護士は「本物の陣痛到来!」と判断したと思われる。入院になるので産院に来るように指示され、明け方4時30分頃にタクシーを呼ぶ(しかし、タクシー会社は電話が繋がらなかったり、繋がっても「近くに車がいない」と呼んでくれなかったりしてかなり焦った。20分くらい夫はタクシーを呼ぶのに悪戦苦闘して産院に電話して「タクシーがつかまらない、どこかつかまる会社はないですか?」と問い合わせたりした。タクシーを呼ぶ予定の人は複数の会社をチェックすることをオススメする)。
この時の痛みはスゴくて、タクシーの中で私は声を殺すことが出来るだろうか、と不安になっていた。なんとか大丈夫だったが、相当辛かった(この後もっと辛くなるんだけどね〜)。
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